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RiceBall融解

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2012年 04月 11日

香川旅行 うどん まとめ (+おまけ)

社員旅行で香川県のうどんツアーに行ってきた。
そのまとめ。




最初に行ったのは、がもううどん@坂出。
田畑が広がる風景に続く一本道を走り、途中でわき道に入り、奥にどんどん侵入していくとその店はあった。

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8:15着。8時半開店という事で他にお客さん来てるかなーと見たところ、店頭に行列があるにはあったが思ったより少ない。
車を降りて店の前まで行ってみると、店の脇ですでにうどんを食らっているオッチャンが一人。
しかし店には「準備中」の札。意を決してドアを開けてみると……お客さんが既にたくさんいらっしゃる!
あわてて行列の最後尾にならぶ。
店頭に張られているメニューはこんな感じ。

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激安…。
冷たい小うどんに天ぷらと温泉たまごだ!と心に決める。
店内に入りると、まずうどん茹でコーナー。他の人に習って店員さんに「小」というと、小うどんが登場。……あったかいのが。
まぁいいや、と思って次へ。もうお会計コーナー。他の人がまた「小」って言ってたので、自分もそれに習って「小」というと「130円です」と。130円払う。
その先には待望のトッピングコーナー!どれにしようかな?と思ってると店員さんが「あ、もうダメですよ」。
どうやらレジでお金払う前にその先のトッピングに手を出さないといけなかったらしい……さすがにそれは分からんわ。先にお金払う時点でおかしいと思うだろって考えるかも知れないけど、初の香川の辺境うどんで緊張してたのよ!
仕方なく、さらにその先のお出汁コーナーでおつゆを入れて、ネギを入れてフィニッシュ。

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初の香川のうどんは、かけうどんでございました。
とっぴんぐが一切出来なかったのは悔やまれるけど、このうどん美味しい!
舌触りはフワっとしているけど、噛んでみると芯の方で弾力がある。
お出汁は鰹とか昆布の風味が感じる。
うまい!うまい!と一気に完食。
もう一回来てちゃんとトッピングしてみたいぞ。

次に行ったのは、山越うどん@綾川町。
やはり田園風景の広がる道を進んだ先にあるお店。
お店の名前が書かれた駐車場を発見し、車を入れる。後から知ったが一番遠い駐車場だった。と言っても徒歩で3分も歩けば店には着く。途中の自販機、内容が「しょうゆサイダー」だの「かまたまシェイク」だの……。

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タイミングが良かったのか待ち行列はゼロ。店舗前で店員さんに記念写真を撮ってもらった。
入り口の脇にはメニュー表。

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がもうさん程ではないとは言え、やはりお安い……。
「釜あげ卵うどん」に今度こそトッピングを決めてやる!と心に決めて、店内へ進入。
まずは「釜玉小!」とコール。
うどんと既に溶かれた状態の卵が入ってる丼を渡された。その先にはトッピングコーナー。レジより手前にある安心の設計です!
パっと見て心を惹かれて「とり天串」をゲット。

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こいつに釜玉専用つめたいお出汁をぶっかけてズズズ……うんまいね!
口に含むとプニプニしてるが噛むとドシンと腰のあるうどん。
釜玉専用お出汁のちょうどよい醤油感と溶き卵で包まれたうどんもヤバイウマイ。
とり天は完全に冷めちゃってたけど、その割には柔らかでお出汁との相性も良い。
念願のトッピングも出来て満足。

3軒目は個人的本命、谷川米穀店@まんのう町。
開店1時間前くらいに到着してしまったが、それでも2組の待ちが。
店の前まで行ってみると

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「米」。店の名の通り、ココはお米屋さん。うどんはサブなのだ。店外にはうどんが食べられると分かるようなものは一切無いので、知らないと入らないお店。
そもそもこの周りには何も無いので、知らないとここまで来ないお店でもあるのだが。
時間がまだあるので、トイレ休憩も兼ねて近くの「ビレッジ美合館」で時間を潰した。
そして開店15分前に谷川米穀店に行ってみると、すでに何組ものお客さんが!というか、もうオープンして中で食べてる!がもうさんと同じパターンや!
てことでさっそく入店。
ここは天ぷらなどの仰々しいトッピングはなにもない、シンプルなメニュー構成。

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小か大か、冷たいか熱いか、卵入れるかどうか。(まぁそばもあるんだけど。)
僕は、つけ麺もそうだけど、基本的に「麺」にターゲットを絞った場合、茹でた後に冷水で締めるのが一番美味しいと思っている。本命のお店、当然ここでは「冷や」でいく!

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うどんを待っている間もせっせとうどんを打つ親父さん。
お昼時の2時間程度しか営業してないのだが、店の繁盛っぷりからすると、相当数打ってるんじゃなかろうか。

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「小冷や卵」。
ザ・究極。
実は僕はうどんがあまり好きではなかった。麺の風味や粉などの拘りという点で日本そばが勝っているので、うどんを食べるくらいなら日本そばに行く、というスタンス。
だが、谷川さんのうどんは正真正銘美味しい。
モチモチした舌触りとミシっとつまった弾力のあるうどん。
こいつに適当に醤油をかけて頂くのだが、ただの醤油ぶっかけうどんがこんなに美味しいとは!
そして事前に調査してあったとおり、酢があったのでそいつも少しばかり投入。ただの酢醤油ぶっかけうどんがこんなに美味しいとは!
感動しきりである。
青唐辛子もあったのでちょっと入れてみたのだが、こいつは激辛で自分の手には負えなかった。
ここはもう一度来たい。今度は後先考えずに「大冷や卵」でいきたい。

4軒目、長田in香の香@善通寺。
こちらは釜揚げうどんで有名なお店。

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蒲生さん、山越さん、谷川さんちは辺境の地の製麺所タイプのお店だったので、店内が狭く車の置く場所にも木を使う感じだったが、こちらは大きなお店で席数も多く、広々とした駐車場も完備。

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名物?の「たらいうどん(小)」。小と言っても大うどん3人前が入っているらしい。結構ナミナミとしている。
こちらは1000円で4人前のお出汁付き。今回は6人で食べたので、追加で1人100円の200円を払って6人分のお出汁をゲット。
ここのうどんは弾力のあるコシみたいなのは感じないが、モチモチがどこまでも続いてノビノビするが切れないという面白い食感。
お出汁はでかい徳利に入った暖かいものと、電気ポットに入った冷たいものがある。
冷たいお出汁で頂いたが、イリコの香りがして美味しい。
でもやっぱり個人的には冷水で締めたうどんが好みかなぁ。

そして5軒目、うどん本陣 山田家@高松。
水曜どうでしょうで何度か出てきた美味しいと噂のお店。どうバカにとってはある意味「聖地」であります。
東京スカイツリーのふもとに出来る「東京ソラマチ」に出店することが決まってるけど、やはり本場で食べてナンボ!
行かないわけには行かないのだ。

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何この綺麗な日本家屋!
偉そうな塀や門、丁寧に手入れされた中庭とかシックで和風な店内とか、お素敵すぎます!
建物が何棟かあり、どこかにはお座敷があるそうだけど、今回案内されたのはテーブル席でちょっと残念。

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ずっとシンプルなうどんを食べてきたので、こちらでは少しゴージャスに「肉うどん、卵入り」を。
今までの4軒のトータルの価格とさほど変わらない800円でのご提供です(笑)。
肉の甘辛い味も出汁と合わさり、また春菊の香りもあってとても美味しい。
ただそれは料理としての美味しさで、うどんそのものを味わうには、やっぱりざるぶっかけみたいなシンプルなメニューにしたほうが良かったかも!

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焼き鯖寿司も美味しかった。

朝からお昼に掛けてのうどんはここまで。

夜、寝る算段になった深夜2時。一人でラストうどんを頂きに、まだまだにぎわう瓦町へ。辿りついたお店は、五右衛門さん。

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和食料理屋のようなシックな外観。
店内に入ると、時間柄もあって完全に居酒屋状態。カウンターが空いてたのでそこに座り、オーダしたのはこの店のウリ、カレーうどん。

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うどんといえばカレーうどんみたいな印象もあるけど、意外と讃岐うどん屋ではカレーうどんは無い印象。少なくとも今日行った店ではカレーうどんのあった店はココだけ。
お出汁で伸ばしたカレーではなく、ドロっとしたカレールゥの入ったうどんで、ラーメン屋の油そばみたいな感じで丁寧に混ぜ込んでから頂く。
ピシっとスパイスの効いたカレーで、見た目以上にちゃんとお出汁が効いている。これは美味しい。
モチモチ系の弾力をもつうどんでカレーが見事に引っかかる。
具的なものはほとんど無く、うどんの量も少なめなので、飲みの後に丁度良い感じ。
自分にとっても寝る前の一杯なのでちょうど良かった。

うどんの感想なんて「つるつるしこしこ」くらいしか言う事ない、と思っていたけど、案外店ごとにちゃんと特徴があって、それぞれ違うんだなーと実感。
うどんのネガティブなイメージは払拭できたけど、首都圏で食べるうどんへの評価基準が上がっちゃって、結局あんまり食べなさそうな予感も……。
ただ、また香川に来てうどんツアーをやりたいとは思った。

■おまけ

高松駅に置いてある看板、噂の「さぬき高松うどん駅」。

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後付け感あふれる「高松」のハンコが寂しい。
まぁ確かに「さぬきうどん駅」じゃどこだか分からないし、これにして誰が何の得をするのかもよく分からん。

香川では「骨付き鳥」とやらのB級グルメを流行らせようと頑張ってるらしい。
それが味わえるお店、「一鶴」の「ひな」。

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スパイシーで皮がパリパリで美味しい!お肉も柔らかい!
「ひな」の他に「おや」もあり、そっちはグニグニと弾力があり、噛めば噛むほど味が出てくるタイプ。
個人的には「ひな」が好きかな。

津田の松原サービスエリアで食べた、さぬきうどんバーガー。

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濃い目でトロトロの出汁であえたうどんと鰹節、目玉焼きとレタスがバンズでサンドされている。
出汁の味がしっかりしていて意外と美味しい。ただかなり食べづらい。

by teramin | 2012-04-11 11:00 | グルメ


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